人生逆転ストーリー

給料日なのに残高ゼロ。私の人生はいつも“そこ”から始まった

給料日が怖かった

「おはようございます」と笑顔で出勤した日。
その日は給料日で、職場の空気はどこか軽やかだった。
でも私だけは、内心冷や汗が止まらなかった。

給料日=一斉に支払いが動き出す日。
通帳には給料が振り込まれているはずなのに、
わずかな安心感すら味わえない。

私は毎月、「今日、生き延びるだけの残高があるだろうか」と祈るような気持ちで、
スマホの銀行アプリを開いていました。

給料=生活費じゃなく、返済費だった

本来は、自分の生活のために使うはずのお金。
でも、私にとって給料は「借金を返すためのパススルー通帳」でした。

当時、私は12社から借金を抱えていました。
口座にお金が入ると同時に、返済予定日を過ぎていた分から順に即座に引き落とされ、
手元に残るのはほんの数千円。

スマホ代すら支払いが遅れそうで、
スーパーで買う食材は最安値品だけ。
夜は白湯とゆで卵だけで済ませた日もあった。

「給料日なのに、使えるお金がない」
そんな言葉、誰にも言えませんでした。

SNSで流れる「ご褒美」がまぶしすぎた

給料日前後になると、SNSの投稿が華やかになります。

「今月もよく頑張った自分にご褒美!」
「今日は焼肉!給料日だもんね」
「副業報酬も合わせて収入アップできました」

画面の中の誰かが当たり前のように楽しんでいる日常。
それを見るたびに、私は静かにスマホを閉じました。

同じように働いているはずなのに、
なんで私はこんなにも苦しいんだろう?
なんで、給料日がつらいんだろう?

誰にも言えず、笑えず、ひとり悔しさを抱えていた日々。
「自分だけが取り残されている」そんな感覚に飲まれていきました。

それでも、どこかで「変わりたい」と思っていた

苦しい中にも、ほんのわずかに希望のような感情がありました。

給料日を迎えるたび、
「来月こそ、何かを変えたい」
「今度こそ、やり直せるかもしれない」

そんなことを、現実に押しつぶされながらも思っていました。

毎月の繰り返しの中に、わずかでも「抜け出したい」という気持ちがあったからこそ、
私は後に自己破産という選択を取り、再スタートすることができたのだと思います。

自己破産後にようやく、「お金が吸い取られない日常」が戻ってきた

今も、お金に余裕があるわけじゃありません。
でも、以前のように給料日にすべてを持っていかれる感覚は、少しずつ薄れてきました。

副業を始め、noteやブログで自分の体験を書いて、
少しずつだけど“自分の力で生きていくための選択肢”が増えてきた気がします。

給料日に怯えるだけの生活じゃなくて、
「今月は、何に使えるだろう」と前向きに考えられるようになってきた。

その小さな変化が、私にとってはとても大きいんです。

今、給料日にため息をついているあなたへ

もし今、この記事を読んでくれているあなたが、
給料日が怖い、苦しい、うれしくないと感じているなら、
それはあなただけじゃありません。

過去の私も、ずっとそうでした。

でも、変わることはできる。
大きくなくていい、まずは気づくことからでもいい。
「このままじゃ終わりたくない」と思ったその気持ちを、どうか大切にしてほしい。

給料日がゼロからのスタートでも、
それが“逆転劇の1ページ目”になるかもしれないから。

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